部屋から”ほこり”を無くす方法
掃除をきちんとしているのに何でほこりが出てくるのだろう?
僕も以前はそう思っていた。
『ほとんど毎日、床のほこりをクイックルワイパーで取っているし、時々掃除機も賭けている。』だいたいの人は、それくらいの掃除はしているだろう。
しかし、結論から言えば、その程度の掃除では部屋のほこりは無くならないのである。
ほこりが溜まる原因
ほこりというのは生活していれば必ず出てくるもの、服を着たり脱いだりすれば服からほこりが舞う。紙を破いたりしたときも出るだろうし、体からは髪が抜けたり、乾燥した肌のカスなども剥がれ落ちている。また、風に揺れるカーテンからもほこりは出ている。ベッドメイキングする際には多くのほこりが舞うことだろう。このように、ほこりの原因は沢山ある。
これら、日常あらゆる場所から出ているほこりの量より、掃除で取る量が圧倒的に少なければ、ほこりは無くなるどころか増えているのである。
ほこりは何処に溜まっているのか
ほこりは床だけにあるのではない。実は部屋の空気中にもあるのだ。他には壁や天井にもついている。以外なところで言えば、自分の体には服から出た、かなりの量のほこりが付いている。まさかと思うが、筆者はお風呂の排水溝にネットを張るので体に付いているほこりがシャワーで意外なほど落ちるのを確認している。
あとは、ベッドなど下にすき間があると手が届きにくいのでほこりが溜まりやすい。家具の裏などもたまにしか掃除できないのでほこりが溜まっている。
どうしたらほこりを減らせるか
ほこりを可能な限り減らしたい場合何をすればいいのか?
ほこりを無くす基本的な原則は、「部屋の中のほこりを減らす」である。
一つはなるべくほこりを出さないこと。できることはなるべく部屋のものを減らす。洋服類など布製品が部屋に沢山あると、移動させる度にほこりが出ている。ほこりの原因となっているものを無くすことによってほこりを減らすことが出来る。
他には、服を着たり脱いだりする場所を限定すること。お風呂場の脱衣所や換気扇の近くなどで着替えることによって、ほこりを部屋に舞わせないようにすることが出来る。
ほこりを出さないために洗濯にも気を付けたい。洗濯したものにほこりが付いてしまわないよう、洗濯機の洗濯ネットをこまめに掃除しよう。ここにほこりが溜まっていると細かいほこりがネットから抜けてほこりと一緒に洗濯していることになる。あとは十分な水の量で洗濯機を使い、しっかりほこりを洗い流そう。
もう一つは部屋からほこりを出すこと。何と言っても掃除は必要である。しかし漠然と掃除をしていても、ほこりは無くならないので、次の見出しで掃除の仕方を説明する。
ほこりを無くす掃除の仕方
換気・・・換気をしていないなら、今すぐ換気の習慣を取り入れるようお勧めする。空気中のほこりを追い出すには換気が最善の解決策だと思う。空気洗浄機というものがあるが、部屋の空気をきれいにするには窓をあけるのが最もコストパフォーマンスに優れた解決策。朝晩、帰宅後など定期的に換気することを心がけよう。掃除の際には窓や扉を全開にすると空気中に舞ったほこりを外に逃がすことができるので、やってみて欲しい。
生活用品の乾拭き、水拭き・・・家具やテーブル、電気製品、ドアノブなど生活で使用しているもののほこりを定期的に拭っているだろうか?乾拭き、水拭き好みがあるだろうが、どちらでもいいので、ほこりが溜まらないようにできれば毎日拭くことをお勧めする。家じゅうのものを乾拭きしたところで大した時間はかからないので習慣になると非常に楽な作業だ。
床掃除・・・床は毎日掃除することをお勧めする。床は一日で思ったより多くのほこりが溜まるものだ。黒い布などでこまめに床を拭ってみるとわかるので一度試してみるといいかもしれない。床を掃除する方法は何通りもあるが、クイックルワイパー&掃除機掛け&水拭きが最も効果的な方法かと思っている。時間があるひとはこれでいいと思うが、毎日これをするのはさすがに大変なので、すき間の時間にクイックルワイパーを時々かけて、しっかり掃除をするときに掃除機&できれば水拭きでいいと思う。
因みに筆者はマキタの業務用ハンディータイプを使用している。充電型のハンディータイプで床に這わせる大きな本体や電源コードを気にせずに使えるのでおすすめ。
掃除の習慣
部屋からほこりを無くそうと思ったら、毎日換気と掃除することが必要。なにか特別な道具が必要なのではなく、ほこりの原因を無くし、よい掃除の習慣を身に付ければいいのです。高い空気洗浄機を選んだりする時間もいらない。一度、部屋にほこりが無い状態になれば、掃除するほこりの量が少ないので毎日の掃除も楽になってきます。
ここに書いたことが少しでも生活に役に立てればうれしいです。快適な暮らしを目指して頑張りましょう。他にも工夫できることがあったらコメント覧に書いてください。